大会長挨拶

 この度第28回日本血液透析濾過医学会学術集会・総会の大会長を仰せつかりました。2021年末、新型コロナも先が見えたかと気を抜く民衆を嘲笑うかの如くオミクロン株が猛威を振るう昨今、再度先が見えない不安の日々をみなさまお過ごしのことでしょう。そんな中、10月には何とか通常開催ができますように祈る毎日です。
 HDF治療は2012年に診療報酬承認され、当時の27,671人(on-line HDF 14,016人)から2020年には163,825人(on-line HDF 111,609人)と、約6倍の成長を遂げました。医療法人社団大誠会でも2012年からオンラインHDF治療に取り組み、2020年末時点で47.7%(岐阜県では40.6%)の透析患者に行っています。
 さて今回は「透析患者の日常生活とHDF療法」をテーマとし、腎不全患者のQOLを入り口にHDF療法を考えてみたいと思います。看護師・管理栄養士・理学療法士や在宅ケアを担う職種は、日ごろから患者の生活面を良く観察されていると思います。多職種の目線で患者の生活を評価し、検査データの裏付けを行うことで、透析患者が高い満足度で生活できるためのHDF療法を模索したいと考えます。医師・臨床工学技士以外の方々もディスカッションに加わっていただければ幸いです。

 さて、会場の高山グリーンホテルはJR高山駅に近接し、観光名所の上三之町へは徒歩やレンタサイクルで容易にアクセスできます。合掌造りの白川郷や奥飛騨温泉郷へは路線バスや観光バス、観光タクシーなど交通手段も充実しております。
 岐阜県、また高山と言えば飛騨牛が有名ですが、ミシュランで星を獲得したすし店が在るように、山間の土地ですが日本海の新鮮な魚介類を召し上がる事もできます。みなさんには高山の食文化もお楽しみいただければと思います。
 交通の便が良い訳では無いですが、岐阜県随一の観光都市高山へご参集ください。

2022年1月

第28回日本血液透析濾過医学会学術集会・総会
大会長 松岡哲平

医療法人社団大誠会 理事長

松岡哲平